まず始めに、この記事は、あくまでも私個人の今までの経験や勉強してきたことを基に出した結論を書いた内容になります。
私が言っていることが正しい、正しくないということは置いて、あぁこんな考えを持ってる奴もいるんだなぁ、と大きな心で聞き流してくれたら幸いです！
私自身、ギャンブル依存症と共に20年以上生き、それはもう、色んな経験をしてきたつもりです。その中で得た教訓なども包み隠さず書きたいと思います！
ギャンブルでトータル勝つための大前提
まず、私が何十年もギャンブルと共に生き、得た一つの答えをお伝えします。
それは、
『ギャンブルでトータルで勝つために重要な要素は、【勝率】と【リスクリワード】』
ということです。
【勝率】とは
そのままですね。10回やって5回勝って5回負けたら、勝率は50％です。
【リスクリワード】とは
損失に対する、利益の割合です。
負け額の平均に対して、勝ち額の平均の割合を意味します。
例えば、負け額の平均が10,000円に対して、勝ち額の平均が8,000円だとすると、リスクリワードは8,000/10,000で0.8となります。
もうお分かりだとは思いますが、リスクリワードが1.0を切る勝負では、勝率は50％じゃ全然ダメということなんですね。
上記の例で、
勝ち8,000円に対して負け10,000円なので、5勝5敗の勝率50％とすると、
勝ち額・・・8,000×5=40,000
負け額・・・10,000×5=50,000
トータル10,000円のマイナス
ということになります。
じゃぁどのくらいの数字であれば良いの？といった時に、良く出てくるのが、
『バルサラの破産確率』です。
これは、勝率とリスクリワードの数字で破産確率がどのくらいになるのか？をまとめた表になります。
破産確率なので、総資金に対する勝負する資金の割合に応じて数字が大きく変わってしまいますが、ここでは資金率を10%として表を見てみましょう。（総資金10,000円に対して、1回の勝負が1,000円ということです）
※海外FXオンラインさんより引用
赤系が破産濃厚、緑系は安全圏、それ以外は黄色系で色が付いています。
今回、例で挙げた、勝率50％でリスクリワード0.8という数字はどこに有るでしょうか？
上記の表を見てみて下さい！
ええ、100％の真っ赤です（笑）
勝ち8,000円、負け10,000円で勝率50％の勝負なんてしてたら100％破産します。
という意味です。
まぁ当たり前ですよね。
では、勝率50％で、安全圏と言われる緑になる為には、リスクリワードはいくつないといけないのでしょうか？
表を見ると、2.4くらいでしょうか。
競馬で言えば、単勝3.4倍の馬に賭けて、2回に1回、1着に来てくれれば、安全圏ですよ！
ってことですね。まぁ確かにそんな感じしますね。でもこれ相当ムズイ（笑）
2回に1回単勝3.4倍なんて当て続けられねーよ！
逆にリスクリワード0.8の場合、安全圏に届く勝率はどのくらいでしょうか？
（上記の図を参考に）
勝率70％ですよ！
なかなか厳しい勝率でございますね。
バルサラの破産確率はよくＦＸの勉強をしているとお目にかかるものですが、個人的にはこの勝率とリスクリワードに関しては、全てのギャンブルにおいて言えることだと私は思っています。
バカラ、オンカジ、パチンコ、スロット、競馬、競輪、オート、ボート、全てにおいて重要ですね。
このことを頭に入れ、バカラというゲームを見てみましょう！
バカラの勝率やペイアウト
バカラのゲーム性の説明は
割愛致します。
勝率やペイアウトを見てみましょう。
シンプルにプレイヤーorバンカーのどちらかに賭ける場合、ノーマルのバカラはタイはノーカンになるので、タイを除いた場合の勝率と配当は⇩
| 勝率 | 配当 | |
| プレイヤー | 49.3％ | 2.0倍 |
| バンカー | 50.7％ | 1.95倍 |
さてさて！
ここで先程の、バルサラの破産確率の表と照らし合わせてみましょうか！
分かり易くする為に、どちらか一方に賭けると仮定します。
まず、プレイヤーに賭け続けた場合、
勝率49.3％、リスクリワード1.0です。
表を見ると・・・99.9％で真っ赤や（笑）
次に、バンカーに賭け続けた場合、
勝率50.7％、リスクリワード0.95です。
表を見ると・・・99.9％で真っ赤や（笑）
ということは両方99.9％の赤なので、ランダムにベットしても99.9％であることは変わりませんね。
これはどうゆうことを意味しているのでしょうか？
それは・・・
『バカラはやり続けたら99.9％破産する』
ということです。
色んなタイプのバカラや、賭け方などもあるので、数字は少し変わるかもしれませんが、間違いなく言えることは、そもそものRTP（売上に対しての還元率）が98％後半で設計されています。
バルサラ云々の前に、還元率が100％を切っているというだけで、ずっとやったら破産するということですね。
そしてバカラは、勝率とリスクリワードは自分でコントロールすることが出来ません。
（不正は別ですよ）
なので、トータルで見ると必ず負けるように設計されています。
だから良くね、SNS等でも見かける、
【バカラで勝たせます！】風の物は、全て詐欺ですのでお気を付けて（笑）
少し勉強すれば分かることです。
騙されないで下さい。
勝率が50％近く有るので、確かに偏ることは有ります。スナップショットを見れば、大きく勝てている時期も有るでしょう。
しかしそれは、たまたま運が良く今勝てているだけで、ずっと続けているとその逆ももちろん有ります。トータルで見たら、99.9％負けているでしょう。
よって、
【バカラ】はずっとプレイすると必ず負けます。
これが私の結論です！
バカラと他のギャンブルとの比較
じゃぁバカラなんてやる必要ないやん！
まぁもちろんそうなんですが、ギャンブル好きな方はそんなことも言ってられないでしょう。
そしてバカラやオンカジには、他のギャンブルと比較して優位な部分が有ります。
それは、【還元率（RTP）が高い】
ということです。
代表的なギャンブルとの比較をしてみましょう⇩
| バカラを含む オンカジ全体 | パチンコ | 競馬 | 競輪 | 宝くじ | |
| 還元率 | 約97％ | 約80％ | 約75％ | 約75％ | 約45％ |
バカラを含むオンカジは、他のギャンブルと比べて、圧倒的に還元率が高いということが分かります。
これは、勝ち体験が他と比較して圧倒的に多いということを意味します。
最近、パチンコどうですか？
行くたびに負ける（笑）
最近、競馬・競輪はどうですか？
全然当たらん（笑）
宝くじ？
んなもん当たる訳ねーだろ！
そんな感じじゃありませんか？
でもオンカジだと、
今日はバカラで勝ったよ！
スロットで跳ねたよ！
そんな経験が多いはずです。
だからハマっちゃうんですよね。
トータルで見ると
確かに負けてはしまいますが、他よりは全然勝ち体験が出来るし、遊べる。
それがオンカジではないかと思います。
ただね、
他と比較して1つだけ、悪い点が有ります。
それは、24時間営業だということです。
いくら還元率が高くても、比べ物にならないくらいお金を使っていたら、負け額も大きくなるのは当然です。そこがオンカジの悪い点ですね。
マーチンゲール法は机上の空論
そして『バカラで勝つ』為に、色々調べると出てくるのがこれですよ！
『マーチンゲール』ってやつ。
結論から言いますね。こんなん無理です。（ごく一部の例外を除く）
負けたら倍々チャレンジ～♪
いつかは当たるから取り返せます！みたいなヤツ。
まず、バカラで連敗する確率ってどんなもんでしょうか？
5連敗で数％、
10連敗だと0.5%は切るような感じですね。
でも実際に時間を忘れてバカラに熱中していると、こんなの良く見ません？
私は良く見ます。この1セットだけでも、
12連、8連、7連と有りますね。
例えば、12連敗の場合、
スタートを500円だとしても、12連敗して13回目のベット金額は
2,048,000円ですよ？しかも12連敗している時点で-2,047,500円ですよ？
無理でしょこんなん（笑）
200万の負けに精神がブレないようにするには、8,000万くらいの元手が必要ですね。
（1回の負けで精神がブレない範囲は、総資金に対して2.5％まで）
よって例外というのは、資金が1億円以上ある状態で、1回目の勝負500円。
こんなんやる馬鹿いないでしょ。
よってリッキーマーチンゲール法は、単なる数字のお遊び。
実際に実行するのは、ほぼ不可能でしょう。
バカラで勝つにはどうしたら良いの？
それでもバカラと上手く付き合っていきたい！と思うのであれば、偏りと運が向いたところで逃げる！これしかないと思います！
ずっとやると負けるんだから、ずっとやらなければ良いんですよ！
でもこれは難しいですね（笑）
①1日の勝ち額と負け額の上限を決めて、どちらかに達したら辞める
（この時、勝ち額>負け額とすること）
⇒こうすることで日単位の勝率が50％だとしてもトータルはプラスになる、かも！
②たまたま大きな金額を張って勝った時にそのまま逃げる
③ひたすらお祈りする
（あっ、これ一番ダメ笑）
今の私にはこれしか思いつきません（笑）
メンタルは全ての分野において重要な要素
今回の記事では、バカラに焦点を当ててまとめてみました。
私がこれまでに経験してきた中で、一番重要なのはやはり『メンタル』ですね。
これは、ただ単に気合と根性！というようなメンタルではなく、自分の決めたルールを守るように自分自身をコントロールするメンタルを身に付けるということです。
これはギャンブルだけではなく、スポーツでも他のビジネスにおいても言えることだと思います。
心技体とか、知行同一という言葉が昔からあるように、知識や技術は、行動に活かせないと意味がないということです。
巷では、様々なギャンブルにおいて、勝つための手法などが有り触れていますが、本当に重要なことはそれではなく、自分の決めたルールを守り抜くメンタルだということだけは正解として見えてきました。
今後も、ギャンブルと共に上手く付き合っていくために、今までの経験で得た知識等、包み隠さず記事にしてみたいと思っております！
最後までご覧頂き、有難うございました！
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