まず初めに、タイトルの「？」に一部お答えします！
FXって副業として稼げるの？
副業として簡単に稼げる程甘い世界ではありません。
断言します！
FXってギャンブルなの？
取引の仕方によっては「最強の」ギャンブルになります。
私は色々なギャンブルの経験が有りますが、やり方によっては一番破壊力があるかもしれません。
今回の記事では、タイトルにある通り、これからFXを始めるにあたって、最低限、FXの世界ってこんな世界なんだよ！というのを知る。ということが目的となります！
まずは今回の記事でFXってどんな世界なのか？
知っていただけたら嬉しいです！
FXってどんな世界なの？
FXの取引は、世界中で1日約7兆ドル（日本円で1,000兆円）の売買（取引）が行われていると言われています。世界中の人々に開かれたフェアな市場で世界最高クラスのマーケットです。
資本主義の原理原則であり、
「安く買って高く売る、高い時に売って安く買い戻す」
という行為を繰り返すことであり、商売となんら違いはありません。
勝ち続ければ
簡単にお金が増えてゆく世界。
「勝てば官軍負ければ賊軍の世界」
と言えます。
FXの世界は大きく稼げるか、
資金を減らし続けるか、
そのどちらかです。
FXのように、自分一人の力で1日何百万円も儲けることが出来るビジネス・商売は他には無く、一生もののスキルです。
FXのスキルは商売最強（資本主義の頂点のスキル）と言えます。
FXは9割のトレーダーが負ける世界である
さらにその勝ち組1割の中で、継続して勝ち続けることが出来ているトレーダーは数％です。
個人的な感覚では、1％も居ないんじゃないかな・・・
そんな風に感じています。
100人居たら、継続してトータルで勝てているトレーダーは1人。
よってFXの世界で勝ち組になるには、相当な覚悟が必要で、片手間では絶対に勝つことは出来ません。実力がなければ生き残ることが出来ない世界です。さらにトレーダーの中にはプロ（ヘッジファンド、世界のトップトレーダー、プロ軍団）が居ることから、甘ったれた考えでは絶対に勝てません。草野球vsプロ野球みたいなものです。
FXの世界に飛び込むならこのことをしっかりと頭の中に叩き込んでおきましょう。
そんな世界であるから大衆（一般社会）とは真逆の世界、普通の考え方では通用しません。
相場の戦い方は一般社会とは全く違います。
100人居たら1人しか継続して勝てないのだから、トレーダーに向いているのは社会不適合者（言い過ぎたか笑）。大衆とは真逆の人間です。（1/100の要素を持っている）
よって、
反対の意見があるのは当然です。
ですが反対の意見（大衆）は
気にしないで良いです！
大衆の意見を気にしていては
TOP１％には入れません。
他の人とは違うことをやる
他の人よりも努力する
他の人よりも考える
「麦わら帽子は冬に買え」
「人の行く裏に道あり花の山」
ということですね！
なぜ9割のトレーダーが負けるのか？
それにはお金を目の前にした時の、人間の心理、本能が関係しています。
お金は人間の大きな欲求のうちの一つであり、お金に縛られてしまうと、感情に支配され始めます。
トレードをしていると勝っても負けてもお金に対して欲張りになったり、臆病になったりお金を失う恐怖を感じたりします。
この感情（もっと儲けたい、お金を失うのが怖い）に支配されると、
プロスペクト理論により圧倒的に負け始めるからです。
大衆心理が相場を動かす
目の前で動いているチャートはPCが作るものではなく、トレードする人の「買いたい」、「売りたい」という需要と供給により取引が成立しています。
つまり人間の心理から成り立っています。
ではトレーダーは何を基準に相場を判断しているのでしょうか？
チャートに向かっていると常に「欲」「恐怖」との戦いです。冷静に判断したくても、わずかな戻りで怖くなり利確したり、暴落中にも関わらず、損失を受け入れることが出来ずに損切りが出来なかったり、そろそろ上がるかも？で買ったり、適当に引いたラインでエントリーや決済をしたり・・・。
結局、自分たちの「主観的な感覚」を元にしてエントリーや決済をしています。
ならばそのトレードする根拠を知ることによって「そうではない」トレード、つまり大衆の一歩先を行くトレードが出来るようになります。
大衆の行動や心理の流れに乗ってしまった時点でトレードで勝てることはありません。チャートを見る時のコツは、常に上から目線で大衆を眺めるくらいの余裕を持つことです。自分のトレードすらも客観的に見れるようになることが重要になります。
相手はチャートではなく人間である
チャートを眺めていると、ついつい相手はチャートと思いがちですが、相手は大切なお金を賭けることに不安を感じ、値動きに一喜一憂する同じ人間です。
相場は数字やチャートだけで語れるものではなく、そのチャートの向こう側に居る人々を思い浮かべながら取り組むことによって、そのトレードは全く異なるものになります。
そのためにはまず相場に向かった時の人間の心理状態の変化を知らなければなりません。そしてそれを知ることによって自分自身のトレードの向上にも繋がります。
トレードはテクニカル分析ありきではなく、大衆心理ありきでなのです！
人は群れをなす生き物
だからトレードで負けるんです。人は人に後れを取ることを恐れます。おそらく生存本能に根差した物かと思われます。みんながやっているから自分もやらないと！という考えで行動することが多いです。その熱くなった大衆心理の波に「冷静」に乗れた者が、勝ちトレーダーになることが出来るのです。
人はグループに所属すると自分で考える能力が低下し、人の判断に依存しがちになります。この大衆心理がトレンドを生み出し、そして自分達がその波に乗った時、既にポジションを持っていたプロトレーダー達は決済して逃げるのです。
【参考資料】
人間の脳にはこのような傾向があると言われています⇩
①大量の情報を処理する時、典型的と思われる1つにまとめて判断する
②利用しやすいデータに依拠して判断する
③一旦行動すると、それに有利なように新しい情報を解釈する
④一旦行動すると、新しい事実が判明しても徐々にしか行動を変更しない
FXはかなりの重労働であり、努力が報われるとは限らない世界
FXは24時間取引が可能で、ポジションを持っていると脳ミソが戦闘モードに入って興奮状態です。眠れないし、眠っていても浅いです。
よって、トレードのルールやルーチンを決めないと体や精神が持たなくなり自分のルールを破り、負けのループに突入することも多いです。
また、ルールに沿うまで何もしないで待たなければならないので、かなりの重労働と言えます。
そしてFXの世界の厄介なところは、
「報われない努力がある」
ということです。
例えば資格試験などの勉強の場合、努力すれば努力するほど成長し、合格する可能性が高くなります。
仕事の場合では、努力を継続した場合は、結果が現れ、その対価として報酬も上がる可能性が高くなります。
では、FXはどうでしょうか？
努力を継続すれば勝てるようになるのでしょうか？
答えは「No」です。
相場には個人がどれだけ努力したか等は関係ありません。めっちゃ努力したのに、結果がマイナスになす。これが当たり前に起きます。
FXは無慈悲な世界でもあるのです。
相場の世界に飛び込む前に、これは必ず頭に叩き込んでおきましょう！
FXは車の運転に似ている
車も免許を取らないで運転すると、ほぼ高確率で事故るでしょう。（免許を持っていてもそのリスクはゼロにはなりません）
FXも同じです。勉強もせず、何も知らないで何となく儲かりそうだなぁ～。という状態でFXを始めたら間違いなく事故ります。これが最大のリスク。車の運転と同じです。
まずはしっかり学ばないといけません。
それでも（しっかり学んで取引しても）リスクはゼロにはなりません。
FXはスポーツと同じ、誰に教えて貰うかが重要
プロ級の人に教えて貰うのが一番早いです。でも周りにそんな人は居ないですよね。私も同じでした。なので私の場合はFXに関するユーチューブをいっぱい見ました。（FXで成功しているトレーダーの動画）
そして一つの結論が出ました。
大体上手く行っているトレーダーさんは、大体同じ内容のことを言っています。
そして重要な部分（私の中で）を抜粋してこのブログに書いているつもりです。
FXの本領発揮
お金を稼ぐ場合
0万⇒100万にするには肉体労働や時給等の仕事が早いです。
しかし肉体労働や時給制の仕事では稼げる額に限界が有ります。
1000万が限界でしょう。
100万⇒1,000万や1,000万⇒1億にするのには起業するのも良いでしょう。
しかしここでFXの本領が発揮されます。
1,000万を1億にするには
圧倒的にFXが早いです。
1つの目安としては、生活資金と全く関係のないトレード資金100万を準備することがスタートです。
そのお金が貯まる間は、とにかくFXの勉強、研究をしましょう！
※少ない資金でFXで儲けようとするのは×です！
実際にやってみれば分かりますが、1万通貨、2万通貨で取引しても金額が小さく、無理をして大きな幅を取ろうとしたり、トレード回数が無駄に増えてしまい、結果としてトレードの成績が圧倒的に悪くなります。
木こりのジレンマというヤツですね！
FXで成功しない人（向いてない、退場してしまう人）の特徴
トレードに対する執着心の欠如、良いトレーダーになるという執着心の無い人（本気になれない人）
①何を言っても無駄な人
・他人の意見に耳を傾けない
・自分が正しいと勘違いしている
②他人を頼りすぎる人
・他力本願すぎる、自分の意志が無い
・手っ取り早くFXで稼ぎたいと思っている
・手法を知っただけで簡単に稼げると思っている
（高額商材、塾、自動売買ソフト等、それを手に入れれば勝てると思ってしまう人）
高額の商材などは、売るために誇張してる、データが歪曲している可能性大です！
散髪が必要かどうか、床屋に聞いてはいけないんです！
髪を切るべきか悩んでいる時に店員さんに聞いたら、切らない方が良いですよ！なんて言いません。
全ては自分自身で判断しましょう！
ブレークイーブン効果のバイアスに引っかかってしまっている
これはよく経験があると思います⇩
自分の持っているポジションの含み損が回復して利益に変わった場合は、単純に買ってたものがそのまま値上がりするよりも、満足度が高くなってしまうバイアスです。
やれやれ売り等と言われています。
含み損でしばらく保有し、プラマイゼロや、ようやくプラテンしたところで売り抜けて安心するという心境を表しています。
これが100％悪という訳ではなく、ルールに則ていれば全然ＯＫです！
そうではなく、含み損になった時、損失を受け入れられず、放置してプラスになるまで待とう。といった心理状態に問題が有ります。
これがたまたま上手く行くと、待てば大丈夫という錯覚に陥ります。
そしてこれが癖になり、破産するまで続けしまうようになるのです。
トレーダーが自分自身の問題を認めない
これは話になりません。
（FX以外の世界でもそうですね）
自分自身の問題に気付かない、気付いているのに認めない場合、決して上手くいかない原因にたどり着くことは有りません。
同じ問題を繰り返す可能性、大です！
簡単に言うと・・・負けたことを相場や他人のせいにしているということです。
人間性を出し過ぎてしまっている
トレード時に起こったことは全て事象として捉えること。
1回1回のトレードの勝敗に一喜一憂してはいけません。
一喜一憂しない為に、トレード中は常にもう一人の自分を置いておくイメージが重要です。自分が認知していることをさらに認知する必要があるのです。
負け組（大負けトレーダー）がやっていること
私の経験も踏まえて、負け組がやっていることを箇条書きにしてみました⇩
（ギクっ！となる方も多いかと思います笑）
・自己都合（感情）によるトレード
・トレードで負けた時に、怒る
⇒一喜一憂しったらダメ
・ルール度外視のトレード
（ポジポジ病）
・失ったお金を取り戻したいというからという理由でトレードをしている
⇒失ったお金を取り戻したいというエゴから再起不能な大損失は発生します。通常の負けでは実はそこまでの大損失にはなりません
・チキン利食い
・追加入金
・常にフルレバ→身の丈に合わないポジションを取るとメンタルが崩壊します
・目の前のレートの動きに合わせた飛び付き買い
・損失を受け入れられず、損切りラインを変更する
・損切りが出来ない
・書籍、教科書に載っている手法をそのまま使う
⇒他力本願
・儲かる手法を無下に探し続ける
・勝っているトレーダーの手法をそのまま真似しようとする
⇒完コピは不可能、自分に合った手法でないと継続的に利益を上げることは出来ません
・安易に底（天井）を狙う
⇒そろそろは禁句、基本はトレンドフォロー、後出しじゃんけん
・責任転嫁、手法探し
・一つの手法にこだわりすぎてしまう
・自分にとって都合の悪い情報を排除し、都合の良い情報だけを探し、安心しようとする
どうでしょうか？
トレードが上手く行っていない方は、結構該当した事項があったのではないでしょうか？
耳の痛い話です（笑）
まとめ
今回の記事では、FXのトレードを始めるにあたって、まずはFXという世界がどんな世界なのか？をイメージしてもらう為の内容でした。
FXはどんな世界なのか？
ザックリとしたイメージが出来たのではないかと思います。
FX・・・相当な覚悟が居る世界かなと思います。
そりゃそうです。
この世界で生き残ることが出来れば、少なくともお金に困ることは有りません。
FXのスキルは職人技のような物ですが、世界中何処でもトレードが出来、世界に通用する最高クラスのビジネススキルです。
険しく長い道のりであるには間違いありませんが、共に夢に向けて、頑張れたらと思っております！
他の記事も見て頂けたら嬉しいです。
それではまた、次の記事でお会いしましょう♪
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